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サニタリーの設計

2022年9月21日
「三角狭小敷地の家」衛生設備

「三角狭小敷地の家」の設計 ⑥


 住宅を設計する際に、お施主様と一緒に様々な検討をします。「三角狭小敷地の家」を題材に、実際にどのような提案をさせて頂いているかをご紹介するシリーズの第6回です。


 トイレや洗面所などのサニタリー(Sanitary:衛生設備)を設計する際に、どのくらいのコストをかけるかはお施主様次第で、予算が厳しい場合は極力お金をかけないということが多いです。


 冒頭写真は「三角狭小敷地の家」の1階トイレと洗面所です。写真を見られて「高級」と言って頂くことが多いですが、双方とも三角敷地の不整形なひずみを受けて余った台形の小さな平面に簡単な造作や塗装を施しただけですので、大きなコストはかかっていません。


 鏡や塗装は比較的安価な仕上げ方法で、間接照明とうまく組み合わせると高級感を演出することができます。なるべくコストをかけないで、でも少し手間をかけて、サニタリーであっても特別感や高級感が感じられればと思っております。


→ 三角狭小敷地の家