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エレガンスと可愛らしさ

2025年9月8日
STIG LINDBERG

 日本橋高島屋で開催されていた20世紀のスウェーデンの陶芸家・デザイナー STIG LINDBERG(スティグ・リンドベリ)展へ行きました。展覧会へ行くまで代表作以外は知らなかったのですが、素敵な作品ばかりで驚きました。多くの日本人が共感する北欧デザインの自然な素朴さに加えて、エレガントで可愛らしい魅力があり、スタッフとして働いていたリサ・ラーソンの有名な猫たちの原型も感じられました。


 冒頭の左側の写真は流れるような形(LFモデル 1953-54年)とシンプルな絵付け(ペンシル 1954年)が非常に良く合った美しいティーカップ&ソーサ―で、右側の写真はコミカルで可愛らしい置物(スプリングガレ/大きな馬 1958年)です。ろくろ成形と自由な形で用途も異なりますが、並べてみると不思議と同じ作者の作品であると感じられるのではないでしょうか⁇