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「三角狭小敷地の家」の設計

2023年5月2日
建設中の「三角狭小敷地の家」

「三角狭小敷地の家」の設計


 住宅を設計する際に、お施主様と一緒に様々な検討をします。三角形の狭小地に設計させて頂いた3階建て住宅「三角狭小敷地の家」を題材に、実際にどのような提案をさせて頂いているかをブログで15回に渡って書かせて頂きました。


第1回:2階建しか建てられない?...天空率で3階建が可能に

第2回:周囲と呼応する開口

第3回:コンクリート造ですか?...いえ、木造です

第4回:玄関...室内の第一印象

第5回:多目的な予備室

第6回:サニタリーの設計

第7回:オーダーメードバスとする6つの理由

第8回:階段は木製?鉄製?オープン?

第9回:キッチンはオーダーメード?

第10回:窓のメリット・デメリット

第11回:ビルトイン本棚

第12回:採光シミュレーション

第13回:門扉は不要?

第14回:バルコニーは屋上?

第15回:昼顔VS夜顔


 書き始めた時には15回にもなるとは思っていませんでしたが、書いていくうちにあれもこれも検討して協議させて頂いたと当時の記憶がよみがえりまして、想定よりも多い回数となりました。


 設計事務所で設計する場合は、メーカー商品の基本プランや規格のようなものが無く、まったく自由に設計できるために選択肢が多くあります。また、BIM(3次元CAD)で室内外の様子をウォークスルーで見ると、おそらくこれまでの2次元の図面だけでは建てるまでわからなかったことも設計段階で明らかになって検討対象となることがあります。


 私自身は20年以上設計業務に従事して、国内外で様々な経験をしておりますので、出来るだけ多くの方法を示しながら、お施主様のご希望と建てられる敷地に合ったかたちを一緒に追求したいと思っております。


→「三角狭小敷地の家」